神戸名刺制作所工場長の向田です。
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今回は余白について考えましょう。
そもそも余白とは文字が記してなく白く残っている部分。白場（しろば）とかホワイトスペースとか言われます。
グラフィックデザインにはこのスペース（余白）がデザイン全体のバランスを決定するとても重要な要因です。
デザインとは
問題解決の手段。
問題が何かを見極め、代替案を考え、その中からベストな解決策を選択することです。
伝えたい情報をどうしたら、伝わる情報に変換できるか、それらをきちんと整理してどうすれば、見やすく、
伝わりやすくなるか」を考えなければなりません。
打ち合わせしていても、この情報は載せたいんですよね〜あっこれも載せなきゃ! あれも一応載せておこう!
と言った考え方の方が多いのですが 単に情報を多く詰め込むことが「伝わる」とは限りません。
返って文字量が多すぎて読んでもらえない可能性も発生します。
どうすれば良いのかって話なんですが・・・
やることは明確
問題が何かを見極める
ここで重要なのが情報の整理です。
本当に伝えたい情報は？
優先順位は？「一応載せておこう」って言ってた情報本当に必要ですか!？
どうすれば「見やすく、伝わりやすくなるか」
ここで重要なのが余白です。
どんなに掲載している情報が魅力的でも、文字や写真がぎっしり詰まっていれば何を見せたいのかわから
ないですし、誰も読みたいとは思わないので伝えたいことも伝わりません。
余白を見て細部と全体のバランスを考える。
どの要素が重要で何が重要でないのか、要素そのものから周りを見れるようになると、
全体と細部のバランスを「余白」から考えることができ、見やすく、伝わりやすくなります。
「細部にこそ神は宿る」
という言葉の通り、物事を大きく見て、小さなことをおろそかにしては本質が見えなくなります。
細部にこだわることができれば良いデザインができるのではないでしょうか？
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